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桂林の山水は天下に冠たり

桂林山水
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Synopsis

桂林山水は中国南方で最も有名な自然景観であり、その独特なカルスト地形で世界的に知られています。漓江の両岸に広がる青い山と緑の水、奇峰と異洞は、一幅一幅の心を動かす山水画を構成し、古来より「桂林山水は天下に甲たり」と称えられてきました。

桂林は広西チワン族自治区の北東部に位置し、湘江・漓江・黔江の三江が合流する地点にあり、中国の歴史文化名城の一つです。桂林は亜熱帯モンスーン気候に属し、年平均気温は18~19℃、四季を通じて温暖湿潤で日照時間が長く、降水量も豊富なため、カルスト地形の発達に有利な条件を提供しています。

桂林の山水の形成は約2億5000万年前のデボン紀に遡り、当時この地域はまだ広大な海でした。地殻変動により海底の石灰岩層が隆起して陸地となり、さらに数億年にわたる雨水の浸食・溶解・風化作用を経て、現在私たちが見るカルスト峰林・鍾乳洞・地下河などの独特な地形が形成されました。

主な観光スポット

観光スポット名 特徴説明 入場料
象鼻山 巨大な象が川で水を飲む姿に似ており、桂林のシンボル 無料
漓江クルーズ 桂林から陽朔までの約83km、両岸を竹筏が行き交う 210元/人
陽朔西街 千年の歴史を持つ古い通りで、中西文化が融合した観光地 無料
蘆笛岩 洞内の鍾乳石が多様な姿を見せ、「国賓洞」と称される 90元/人
七星公園 園内の七つの峰が北斗七星のように並んでいることに由来 55元/人
叠彩山 岩が幾重にも重なり彩りの絹織物のようで、山頂から全市を一望できる 35元/人

地質の奇観

桂林のカルスト地形は、峰叢・峰林・孤峰の三種類に分けられます。峰叢とは基部が連なる峰群のことで、陽朔の月亮山などが該当します。峰林は基部が分離した円錐状の峰で、漓江の両岸が最も典型的です。孤峰は独立して存在する単独の峰で、桂林市街地の独秀峰などが挙げられます。

漓江は全長約164kmで、珠江水域の重要な支流です。川の水は透き通り、両岸の峰が水面に映り、「江は青い羅帯の如く、山は碧玉の簪の如し」という絶景を形成しています。竹筏に乗って流れに沿って下るのは桂林の山水を体験する最良の方法であり、途中で九馬画山・黄布倒影・興坪佳境などの有名な景観を見ることができます。

鍾乳洞の奇観

桂林には数多くの鍾乳洞があり、その中でも蘆笛岩・冠岩・豊魚岩が最も有名です。蘆笛岩は桂林市北西部に位置し、洞内には石筍・石柱・石幕など様々な鍾乳石景観が100余りあり、「天然の芸術宮殿」と称されています。洞内には唐代以来の石刻や題記が70点以上残されており、重要な歴史的価値を持っています。

ベストシーズン

桂林は一年中観光に適していますが、最も良い季節は4月から11月です。4~6月は雨季で漓江の水量が豊富で霧が立ち込め、独特の風情があります。9~11月は秋晴れの爽やかな気候で、日の出・日没の鑑賞や風景撮影の絶好期です。

特産グルメ

桂林米粉は桂林で最も有名な郷土料理で、独特のタレの製法と鮮やかな味わいで全国的に知られています。本格的な桂林米粉は良質な早稲米を原料とし、浸漬・磨砕・蒸し・切断などの工程を経て作られ、牛肉の煮込み・鍋焼き肉・黄喉などの具材を添え、香り高く後味も絶品です。この他にも、荔浦芋の豚肉挟み蒸し・陽朔のビール魚・恭城油茶などの郷土料理があります。

交通ガイド

桂林両江国際空港は国内外100以上の路線を開設しており、北京・上海・広州・香港・バンコクなどへの直行便があります。空港から市内までは空港バスやタクシーを利用でき、所要時間は約40分です。桂林駅は市街地北部に位置し、高速鉄道で広州・貴陽・長沙などに直通できます。市内の公共交通は便利で、バスやシェアサイクルは市内観光に適しています。

桂林から陽朔へは、桂林長距離バスターミナルから高速バスを利用でき、所要時間は約1.5時間です。または遊覧船で漓江を下り、約4~5時間で陽朔に到着する方法もあり、途中で漓江両岸の山水風景を楽しむことができます。

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